枝豆を美味しく召し上がって頂くために

枝豆は常温保存NGです

枝豆は収穫しても生きています。

そのままにしておくと枝豆は糖分を分解するため、やがて風味や栄養が損なわれてしまいます。

また、気温の高い季節は急速に鮮度が落ちるので傷むのも早いです。

どうしても常温で保存しなければならないときは、湿らせたキッチンペーパーや新聞紙で包んで冷暗所で保存してください。

常温保存では12日ほどしか持たないため、できるだけ早めにお召し上がりください。

 


冷蔵保存する場合

生の枝豆を冷蔵する方法をご紹介します

枝付きの生枝豆の場合

濡れた新聞紙にくるみ、野菜室に入れます。

※野菜室に入らない場合は日の当たらない涼しい場所で保存してください。

枝から実を外す場合

枝付きのままだと野菜室に入らないという場合はこの保存方法を試してみてください。

1.濡れた新聞紙にくるんでからビニール袋に入れる。
2
.立てた状態で野菜室に入れて保存する。

枝豆を茹でてから冷蔵保存する場合

使うときの手間を省きたい方は、茹でてから冷蔵保存するのがおすすめです。

1.軽く水洗いした枝豆のさやの両端をハサミで切り落とし、塩もみする。
2
.沸騰したお湯で23分程茹でる。
3
.ざるにあげ、水をよく切ってから熱が取れるまで置いておく。
4
.冷めたら密封出来る容器に入れて野菜室に入れる。

※早めに冷ましたい時はうちわであおいだり、扇風機の風が当たる場所に置いておくようにしてください。

茹でた枝豆を冷やす際、冷水で洗ってしまうと枝豆の栄養や塩気が流れてしまうので、うちわなどを使うようにしてください。

冷蔵保存の期間は23日ほど。夏場は傷みやすいので早めに使い切るようにお願いします。

 

生のまま冷凍する方法

枝豆は冷蔵だけでなく、冷凍での保存も可能です。

冷凍保存の場合も生のまま保存する方法と、茹でてから保存する方法の2つがあります。

冷凍すれば1ヶ月近く日持ちさせることが出来るので、食べきれない場合は冷凍保存するようにしましょう。

生の枝豆を冷凍保存する

はじめに、生の状態の枝豆を冷凍保存する方法をご紹介します。

1.枝豆を軽く水洗いし、汚れやごみを取る。
2
.キッチンペーパー等で水気をしっかり取る。
3
.出来るだけ枝豆が平らになるようにフリーザーバッグに入れ、密封してから冷凍庫で急速冷凍する。

 

※使う分ごとに分けて冷凍しておくと、袋ごと解凍できるのでおすすめです。

急速冷凍できない場合は、金属バットの上にフリーザーバッグを乗せるか、アルミホイル

でフリーザーバッグを包んでから冷凍すれば、冷気が枝豆に早く伝わり急速冷凍することが出来ます。

生の状態を冷凍すると、解凍後に枝豆の食感がしっかり残るので美味しくいただけます。

使う時は冷凍された枝豆を熱湯で茹でるだけで解凍出来るのでぜひお試しください。

解凍方法

1.使う分の枝豆を取り出し、大さじ1の塩を入れた熱湯で34分ほど茹でる。
2
.ざるにあけ、しっかり水気を切る。その後うちわなどであおいで冷ます。

 

※水洗いで冷やすと水分が多くなり、食感が落ちてしまうのでこの方法がおすすめです。

茹でてから冷凍保存する

枝豆は冷凍前に茹でることで、使いたい時に解凍してそのまま召し上がることが出来るので楽です。

1.軽く水洗いした枝豆のさやの両端をハサミで切り落とし、塩もみする。
2
.沸騰したお湯に大さじ1の塩を入れ34分ほど茹でる。
3
.ざるにあげ、水をよく切ってから熱が取れるまで置いておく。
※早めに冷ましたい時はうちわであおいだり、扇風機の風が当たる場所に置いておくようにしてください。
4
.冷めたらフリーザ―バッグに入れ、出来るだけ平らな状態で冷凍庫に入れ急速冷凍する。

解凍方法

フリーザーバッグから使う分の枝豆を取り出し、冷蔵室に移し自然解凍します。

さやなしの枝豆を冷凍保存する

 

さや付きの枝豆だと冷蔵庫に入りきれない…そんなときは、少し手間ですが実をさやから取り出して保存することができます。

1.軽く水洗いした枝豆のさやの両端をハサミで切り落とし、塩もみする。
2
.沸騰したお湯で23分程茹でる。
3
.水をよく切り粗熱が取れたら実を取り出す。
4.
保存容器に入れ冷凍室で保存する。

実だけであれば凍ったまま料理に入れてもすぐに熱が通るので、料理の幅もグンと広がります。

生のまま食べるときは流水に5分ほどさらせばちょうどいい食べごろになります。